日光市・湯西川温泉の開湯は約800年前。壇ノ浦の合戦で破れた平家の落人がこの地に逃れ、湯西川に湧く温泉を発見したのが始まりです。本家伴久旅館はこの末裔、平家嫡流25代目をあずかる宿でございます。本館・露天風呂「藤鞍 (ふじくら) の湯」は、平家の武将の乗鞍を隠し、源泉を見つけた湯西川温泉発祥の場所です。当温泉の質はとてもよく、心身の健康に効くといわれ、三百四十年以上宿として商いを致しております。
当地では源氏の追っ手から隠れ偲んだ歴史から、いまだに鯉のぼりをあげない事と、鶏を飼わない習慣が続いています。しかし平成の世になってから、当地・平家の里で源頼朝会の方々をお招きし、源平の和睦が実現されました。
又現在では地元旅館五軒が協力して、環境に優しい宿を目指して、ISO14001を取得しました。毎年2月のかまくら祭り、6月の平家大祭、7月の竹宵祭りなど、地域全体で協力して、村興しをしております。そんな理想的な村を目指す中で、未来を作る当地の子供たちは、大自然に包まれる恩恵を受け、人数こそ少ないですが、伸びやかにおおらかに心優しく育っています。どの学年も兄弟のように助け合い仲がよく、“子供らしい子供“の姿に心温まるような光景をよく目にします。最近では語り部といって、方言で語りをする活動も盛んで、母子共に祭り等でご披露することも多いです。 (毎月平家の里で催していますので、詳細についてはお問い合わせください)
お客様にも、大自然渓流沿いの源泉かけ流しの温泉にひたって、大地のエネルギーをチャージして当平家の里の歴史とロマンの旅を楽しんでいただけるよう、皆様の心のふるさとのような地であり施設でありますよう願ってやみません。

源平の和睦で当館かずら橋を、源氏と平家の子孫が手を取り合って渡っている風景 (1994年10月)

慶応年間の本家伴久旅館

昭和初期の本家伴久旅館



